薄毛の原因

17型コラーゲンで薄毛を白髪は改善することができる

 

近年のサイエンス研究で、髪の毛を生やす毛包幹細胞の維持には17型コラーゲンが大切であるという研究結果が発表されました。17型コラーゲンは髪の毛が生える毛母細胞への活性化シグナルを送るとされており、また加齢で減少することで薄毛や白髪を発生させていることもわかりました。

薄毛と17型コラーゲンの関係を説明していきます。

1、薄毛と17型コラーゲンの関係が解明された!

薄毛というと男性型脱毛症(AGA)がよく知られています。AGAは、男性ホルモンが酵素により変化することで引き起こされます。

しかし、薄毛の原因はAGAだけではなく、いくつかの原因があります。その中でも、加齢による薄毛の原因として、17型コラーゲンというコラーゲンが注目されています。

毛髪の成長にとって重要なのは、皮膚に埋もれた部分の、毛根部です。毛根は、毛包という鞘状の組織に包まれています。また、成長中の毛根の一番底には毛球部という部分があります。毛球部には、毛細血管と接して必要な栄養を吸収する毛乳部と、毛髪の細胞を作る毛母細胞があります。

この毛球部を作るのに必要なのが、毛包の中央にある膨らんだ部分、バルジ領域ではないかということが、研究により分かってきました。バルジ領域には、2種類の幹細胞が存在しており、この幹細胞が分裂していくことで、毛球部が作られ、毛髪が成長するのではないかとされています。

そして、バルジ領域の幹細胞を維持するために必要だと言われているのが、17型コラーゲンです。17型コラーゲンが不足すると、バルジ領域の幹細胞は表皮の角化細胞となり、毛髪の成長が止まってしまいます。つまり、薄毛になってしまうわけです。

 

2、17型コラーゲンとは?

コラーゲンはタンパク質の一種で、動物の皮膚、軟骨、腱などを形作る重要な存在です。コラーゲンには20以上の種類があり、ヒトの体内でそれぞれ違う働きをします。

17型コラーゲンは、前述の通り、バルジ領域に存在する幹細胞をつなぎとめる役割をしています。幹細胞とは、増殖および特定の細胞に分化する能力を持った細胞のことです。

①髪の毛の大本になる2種類の幹細胞の維持に関係する

バルジ領域には、次の2つの幹細胞が存在しています。

・毛包幹細胞とは?

毛包を作り出す細胞。毛髪の成長期には、毛包幹細胞が作り出した細胞により毛包が伸び、毛球部が形作られます。毛包細胞はまた、次の色素幹細胞を維持する役割も果たしています。

・色素幹細胞とは?

色素を作り出す細胞。毛髪の成長期に毛包が伸びると、毛母に色素細胞を渡し、本来の色の毛髪が成長します。色素幹細胞がなくなると、色素細胞もなくなり、毛髪の色が失われて白髪となります。

②バルジ領域に存在する17型コラーゲン

17型コラーゲンは、バルジ領域に存在する幹細胞の、基底膜の部分に存在し、幹細胞をつなぎとめる役割を果たしています。この状態であれば、幹細胞は毛包を延ばす本来の働きをします。

しかし、17型コラーゲンが失われると、幹細胞が解き放たれ、表皮の角化細胞となってしまいます。

 

3、老化により減少する17型コラーゲン

17型コラーゲンの減少は、なぜ減少するのでしょうか。また、17型コラーゲンが減少することにより、どのようなことが起こるのでしょうか。

①17型コラーゲンは男女関係なく加齢により減少する

17型コラーゲンは、DNAの損傷により失われます。これは、加齢により自然に起こることです。つまり、加齢により17型コラーゲンは少しずつ減少していきます。

たとえばAGAは、男性ホルモンをきっかけとして起こる薄毛なので、女性には起こらず、また、男性の中でも一部の人に起こる薄毛です。

しかし、17型コラーゲンは、男女関係なく加齢により減少するので、それに伴う薄毛も、男女関係なく、年齢を重ねる中で自然に起こってきます。

②減少する事で起きる事

17型コラーゲンが減少すると、髪の成長が止まり、薄毛になっていくのですが、さらに詳しく言うと、次のようなことが起こります。

・脱毛がおきて薄毛になる

毛髪は、成長期、退行期、休止期を経て抜け、また新しい毛が生えてくるという、ヘアサイクルを繰り返しています。成長期には、毛包幹細胞により毛包が伸び、毛球部が作られ、毛髪が成長していきます。

しかし、17型コラーゲンが減少すると、毛包幹細胞が毛包を作ることができなくなり、毛髪の成長が止まります。そうすると新たな毛髪が作られなくなるので、脱毛が増え、薄毛になっていきます。

・白髪になる

毛包幹細胞は、毛髪の色素を作る色素幹細胞を維持するために必要な細胞でもあります。しかし、17型コラーゲンが減少すると、毛包幹細胞は色素幹細胞を維持する働きができなくなります。これにより、毛髪の色素が作られなくなり、白髪も増えていきます。

・将来、幹細胞がフケや垢になる

17型コラーゲンによりつなぎとめられていた幹細胞は、17型コラーゲンが失われると、表皮の角化細胞となり、フケや垢として剥がれおちていきます。

 

4、17型コラーゲンを維持する事で薄毛を防ぐ事ができる

ここまで説明してきた通り、17型コラーゲンが減少しなければ、毛髪のヘアサイクルは維持され、たとえ髪の毛が抜けても新しい髪の毛がきちんと生えてくるので、薄毛を防ぐことができます。

もちろん、薄毛にはAGAなど17型コラーゲンの減少以外の原因もあるので、17型コラーゲンを維持するだけですべての薄毛を防げるわけではありませんが、加齢による薄毛の大半は防げるのではないかと考えられます。

 

5、17型コラーゲンは摂取する事ができない

薄毛を防ぐために、17型コラーゲンを補いたいところなのですが、17型コラーゲンは食事などで体外から摂取することができません。そもそもコラーゲン自体、食事で摂取しても、体内では分解されてしまうため、食べたコラーゲンがそのまま体内でコラーゲンになるわけではないのですが、17型コラーゲンはその性質上、他のコラーゲンのように外から注入することもできません。

17型コラーゲンに関する研究が進めばまた違った方法も出てくるかもしれませんが、現時点では、体内にある17型コラーゲンを減らさないことが一番の方法です。

 

6、17型コラーゲンはバルジ領域で作りだされる?

17型コラーゲンについては、まだ解明されていないことも多いですが、バルジ領域に存在するコラーゲンと言うことは確かです。17型コラーゲンが減少してしまう原因としては、DNAの損傷により、それを修復するための酵素が毛包幹細胞の中で誤って作られることによって、17型コラーゲンが分解されてしまうという説が有力なようです。

そのため、抗酸化作用のあるビタミンCや、コラーゲン生成の大元となるアミノ酸を積極的に摂ると良いといった話もあります。効果があるかは分かりませんが、ビタミンCやアミノ酸の摂取は、17型コラーゲンに関わらず、薄毛対策としては良いことではあります。

 

7、17型コラーゲンを産生する事ができるマジョラムエキスとは?

17型コラーゲンそのものを摂取したり注入したりすることはできませんが、17型コラーゲンを生成する働きを助ける成分として注目されているのが、マジョラムエキスです。

マジョラムはシソ科の植物で、そこから抽出されたのがマジョラムエキスです。保湿のためにスキンケアに使われることもあります。

また、17型コラーゲンを生成する過程において、助けになる働きがあるのではないかと、育毛剤にも使われることがあります。

発毛にはバルジ領域の活性化が大切だった?

 

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